明治大正期に、榛原より発売されていた千代紙を復刻いたしました。 【松竹梅】は、古くから親しまれてきた吉祥紋様ですが、この千代紙では樹木の姿ではなく、花や、葉や実を全体に散らしたデザインとなっており「おめでたい事が皆様の間に広がりますように」という意味が込められています。
四季の風景を、木版手摺りにて鮮やかに写した便箋です。 榛原と親交の深かった幕末の絵師・柴田是真(1807〜1891)の筆による「榛原謹製花くらべ」を元に復刻しました。 にじみ止めをほどこしておりますのでペン、墨の書き味も優れております。
長きにわたり人々に愛されたはいばら千代紙を表紙にあしらったノートです。コデックス装という背が解放された特別な製本方法を用い、180度ストレスなくスムーズに開くことができます。