一年を締めくくり、新年を迎えるお正月は、日本人にとって最も大切な節目の一つ。
古来より時間を掛けて準備され、厳かに祝われてきました。
お世話になった方々との親交を温めるために年賀状を記したり、お正月に訪ねてくる小さな客人のためにぽち袋を用意したりする事も、大切なお正月迎えの準備です。
年賀状の起源は平安後期に遡ると言われています。
従来の年始に出向いて祝賀を交わす習慣から、紙と文字の普及と共に、貴族階級の間で「年賀の書状」が生まれます。
江戸中期に入ると、庶民の間でも飛脚を通じた書状のやり取りが一般化し、それに伴って年賀の書状も身近な存在となります。更に、明治期以降に郵便制度が整い、はがきが普及すると、年賀状は国民の間で年中行事の一つとして定着する事となるのです。
メールやSNSが一般的となった現代でも、やはり年賀状は特別な意味があるもの。
暫く会っていない方でも、相手の顔や声が思い出しながら葉書にペンを走らせる時間はとても豊かなものですし、
元旦の朝、届いた年賀状を眺めると温かな気持ちになります。
干支の動物や、華やかな富士山。吉祥の意味を持つ七福神、松に鶴など。お気に入りの葉書に寿ぎの気持ちをのせて、真心を届けましょう。
子供にとっては、お正月の大きな楽しみであるお年玉。元々は、年神様にお供えしていた鏡餅を、年配者が子供に分け与えたのが始まりです。
年神様の魂(年魂=としだま)が宿った鏡餅を頂く事で、子供が元気に育つよう、願いを込めて贈られました。
お年玉をあげるときは新札を用意し、ぽち袋に入れて渡しましょう。ぽち袋の「ぽち」は小さい・少ないの意「ぽっち」が語源といわれ、もともと祝儀や心付けとして少額のお金を渡す時に用いられました。ぽち袋の図案には趣向の面白さが求められ、機知に富んだ図案や色鮮やかな摺りが施されることになります。
榛原で創業以降取り扱ってきたぽち袋にも、思わず微笑んでしまうような愛らしい図案が多くあります。
現在は、収蔵されている図案から遊び心に富んだ物を選び、現代に合うようにデザインを加えた「復刻図案ぽち袋」を取り扱っています。
今も昔も変わらぬ、子供の成長を願う温かい気持ちを、ぽち袋に包んで渡しましょう。
絵はがき「春の日」<柴田是真>
165円(内税)
絵はがき 「うさぎのおもちゃ」<柴田是真>
165円(内税)
絵はがき 「梅に鶯」<鈴木 華邨>
165円(内税)
絵はがき「玩具」<柴田是真>
165円(内税)
絵はがき「松に鶴」
165円(内税)
絵はがき「犬張子」
165円(内税)
絵はがき「七福神」<柴田是真>
165円(内税)
絵はがき「鶏図」<河鍋暁斎>
165円(内税)
絵はがき 「松竹梅」
220円(内税)
絵はがき 「富士に龍の凧」<綾岡有真>
220円(内税)
はがき 色ふち画仙紙
528円(内税)
型染柄ぽち袋 流水に梅
550円(内税)
型染柄ぽち袋 ふくら雀
550円(内税)
型染柄ぽち袋 花つなぎ
550円(内税)
榛原復刻図案ぽち袋 まねきねこ
550円(内税)
榛原復刻図案ぽち袋 松にツル
550円(内税)
榛原復刻図案ぽち袋 雪輪うさぎ
550円(内税)
榛原復刻図案ぽち袋 いぬ張り子
550円(内税)
円札中・半円大・半円小 花輪
1,155円(内税)
金封 変形
1,210円(内税)
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