「月影摺り」は、江戸期より榛原に伝わる薄墨を使った手摺り技法です。便箋として文字が映えるよう、墨色をごく淡くのせ、花や風景を描写しました。にじみ止めをほどこしておりますので、ペン、墨の書き味にも優れています。
厳選された和紙を使い、職人が手作業で色をのせております。創業より現在に至るまで、多くの美術家に依頼してきた図案をもとにしている「はいばら千代紙」をお楽しみください。
はいばら木版摺美術画「菊花」の発売を記念して、木版彫師 三代目関岡扇令が手掛けた木版の線画の描写を使用し、扇子を仕立てました。バリエーションより、紺色、紫色お好きな色をお選びください。