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水引包装-包みと結びの美学

【水引包装 】包みと結びの美学

贈り物に水引を掛ける行為は、相手に感謝や尊敬を伝える手段であると同時に、これからも人間関係を温かく保って行こうという謙虚な気持ちの表れです。
榛原では、長年贈答の場面に合せた水引包装と、表書きを承って参りました。
今回の特集では、その手仕事の一端と、包みと結びに込められた想いをご紹介致します。

清浄な心の象徴 純白の和紙で包む

水引包装の依頼を承った時、まずは品物を真っ白な和紙で包む所から始めます。 白という色がどんな色や柄にも寄り添うように、白い和紙はお包する品物がどのような物でも、無限に受け入れ、引き立てる事ができます。
また、古来より真っ白な和紙は、清浄な心の象徴であるとされ、人に品物をお渡しする時は、自らの穢れを相手に遷す事の無いように、純白和紙で包んだと言われています。

昔ながらの贈答文化に従って品物を包んだ後、その場に相応しい表書きと、差出人の方のお名前を筆耕した掛け紙を掛けます。

水引包装
水引包装

願いを込め 水引で結ぶ

水引包装には、長野県飯田産の水引を用いています。
繰り返し用いる事の出来ない水引で結ぶ事で、包みの中身が未開封であるという封印の意味を表します。
また、水引を結ぶという行為は、目に見えない様々な要素が合わさって、物事が成就するという祈りが込められています。
贈り物を差し上げる方、受け取られる方の気持ちをそれぞれ考えながら、しっかりと結び目を付けます。

水引包装
水引包装

相手への敬意の印 熨斗を添える

もう一点、水引包装に欠かせないのが、熨斗です。
熨斗は、もともと鮑の身肉を熨して乾かした物でした。
鮑は古来より縁起物として神様の供物に用いられていました。
贈答の場面で「本来であれば熨斗鮑を、差し上げるところですが」といって海産物の一片を紙で包んだ小のしを添えて贈ったことから、現在も大切な贈答の場面で、気持ちのこもった贈り物である事を示すために熨斗を付けます。
婚礼などの場面では、松竹梅をあしらった華やかな熨斗も承っております。

水引包装をご用命の際は、前日までにお電話にてお問い合わせください。
電話番号:03-3272-3801
営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜18:30

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